1: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)21:46:28 ID:xar
アホなん?

最近残業代未払い問題で訴えられてる某漫画家が描いてる漫画がそこそこ面白かった
各国の戦艦の反映と衰退について調べられる範囲でこつこつ語ってみる




2: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)21:51:44 ID:xar
まず、大雑把な「戦艦」の定義は時代によって変わるが
今回は第一次世界大戦~第二次世界大戦後での戦艦を中心にするから
「大口径の主砲とそれに耐えうる装甲を持った、艦隊決戦用の主力艦として建造された軍艦」とさせてもらう

ちなみに、各国というのは、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアとさせてもらう(フランス?知らない子ですね)




3: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:01:13 ID:xar
まず、その時期の戦艦がどのようにして生まれたかという事であるが
実はこれはかなり単純である

軍艦の主砲というのは、口径が大きいほど射程距離が長くなり、威力も増すと言われている
(実際には砲身距離、火薬の量、口径の三つが主要素になる)
だから、
「ならでっかい砲を作って、でっかい船に乗っければ一方的に敵を向こうの射程外から叩けて強くね?」って言う概念が生まれた
これがいわゆる大艦巨砲主義を簡単に噛み砕いたものになる

そして、この大艦巨砲主義がいわゆる「戦略」レベルまで戦艦に価値を持たせる結果になった
強い戦艦がその国にあれば手を出せなくなる。

実際に、大和は18inchまで砲の口径は大きくなり、さらに20inchまで設計される羽目になる




4: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:07:07 ID:xar
では、まずは各国の戦艦事情であるが技術や強さだけを垣間見ると
スレ主の主観も入るが、こんな感じである。ちなみに、年度は1941年代を中心に考える

英>日(>仏)>伊(地中海限定)>米>伊(一般)>>>>独

まぁ、アメリカが異様に低い気がするが、大体これはアメリカの病気のせいである




5: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:17:57 ID:xar
で、まぁ、ここでよく言われる間違いについて語ってみる
要するに

「大和が時代遅れwwwwwジャップバカじゃねwwwww」とかいうにわかによる間違いである
これは戦艦の価値がいつ失われたかという事になるかを考える必要がある

あくまでスレ主の見解も入るが
戦略的価値が失われたのは「1942年」
戦術的価値、兵器的価値が失われたのは「1957年」である
逆に言えば、そこまでは価値を保っていたし、時代遅れという訳でもなかった
まぁ、大和建造の時期を見れば、あの時に大和に価値が存在したのは明らかであろう

ただし、価値があっても、第二次大戦中に戦艦を有効活用できた国はイギリスだけであった
(日本は水雷、航空バカで、アメリカは戦争音痴、ドイツは数が足りず、イタリアはパスタ食ってるからダメ)




6: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:28:52 ID:xar
さて、ではなぜ戦艦の価値が失われたかを語っていく
万国共通で失われた理由としてはまずは「タラント空襲」「マレー沖海戦」が挙げられる

この戦いによって、大艦巨砲主義の原則
「戦艦を叩き潰すには戦艦でなければダメ」
に楔を打ち込む羽目となった。
ちなみに、勘違いしないでほしいのは、これが直接的に戦艦を無価値にしたわけではない事である
そして、同時にこれは「航空機で戦艦を叩ける可能性」が出てきたことを表していた

ただ、実際に空母で戦艦を叩けるかというのはイマイチ疑問が残り
実際に戦後も「万全の艦隊に所属する戦艦を空母でたたけるか?」という質問には「No」であった




7: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:33:04 ID:apL
空を制する者が!



8: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:33:57 ID:3e3
大和型沈めるのに莫大な爆弾必要だったよね
数の暴力に屈したけど




9: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:38:44 ID:xar
というのは、戦艦を航空機単体で撃沈した例はほとんどが特殊な例であったことが関わってくる。

「迎撃する戦闘機がほとんど存在しない状況」「飽和攻撃か奇襲が出来る状況」
の二つがほとんどであった。
ちなみに後者の唯一異なる例がローマ撃沈であるが。あれは理由はあれど、めんどいのでまぁ「イタリアだし……」で済ませることとする

そうでなければ、
「随伴戦闘機が存在せず、命中率が半端ないキチガイレベルの練度を持った雷撃隊か、数百機レベルの航空隊を使わないと戦艦を撃破できない」
という事になる。ようするに、戦術的価値や兵器的価値が戦後まで失われてはいなかったのである

ただし、兵器としての汎用性を考えると、やはり戦艦は空母に対して不利であった
そして、何より空母も戦艦も金がかかる。よって、世界はどちらかを取るかしかなかったわけで
結果は汎用性のある空母を取ることになる




10: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:40:20 ID:XmS
ローマ撃沈はイタリア関係ないだろ
そこは流石に悪意ありすぎる




11: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:44:17 ID:xar
>>10
あの辺は経緯がめんどいのよ。しかも原因分かんないし。
休戦してやる気がなかったのか、当たり所が悪かったのか、そもそもまともに排水装置作動したのかも分からん
イタリアのせいかドイツのせいかも分かんないし




12: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:45:51 ID:xar
さて、ここで戦艦の兵器的価値は保たれてきたが、それが完全に失われる事態が起こる

「対艦ミサイル」の登場である




13: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:46:57 ID:ufF
>>8
つまり、大和量産の暁にはアメリカなぞあっと言う間に叩いてくれるわ!ってことやな




14: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:48:48 ID:yY9
>>13
お前何も知らんのな
>>1がわざわざ「大和型」と書いたんだよ

先にWikiでも読んで来い




15: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:49:29 ID:mZq
非理法権天



16: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:52:20 ID:ufF
>>14
2、3隻では数の暴力は達成できんぞ
せめて2、300隻はなきゃ




17: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:52:40 ID:xar
対艦ミサイルは、小型のミサイル艇でも発射可能であり、炸薬量と射程距離は戦艦の砲弾の数倍

要するに今まではデカい船でなければ戦艦並みの攻撃力を持たせられなかったのが
巡洋艦や駆逐艦程度の大きさでも戦艦並みの攻撃力が付与できるようになった
当然維持費も船体が小さい方が安いし、速度も出るし、数もそろえられる
さらに、戦艦の装甲ではミサイルの飽和には対抗できない
戦艦の砲撃の命中率は5パーセント(二次大戦時の試算)でミサイルの命中率は99パーセント

なら「わざわざ排水量数万トンの戦艦なんぞ価値がなくね?」となってしまうのだ

これにより、戦艦の価値が失われてしまった




18: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:53:38 ID:s1X
戦艦の価値を低下させたのが日本軍の航空機…



19: 【1930円】 2018/01/12(金)22:55:19 ID:9vC
君にはまだトマホークランチャーとしての大切な役割があるじゃないか!w




20: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:57:21 ID:xar
ちなみに、さりげないがもう一つ戦艦の価値を失わせた技術発展がある
「無線能力向上」である

一次~二次大戦までは、暗号や通信の無線能力を維持するためには巨大な傍受発信設備が必要となった
その為、装甲が厚いため安全性があり、なおかつ巨大な戦艦が都合がよかったのである
一応、重巡洋艦がお気に入りで我儘によって、巡洋艦で同じことをした人も居るが、どちらにしろ、巨大な船体は当時はかなり有利だったのだ

しかしながら、これも通信機の発展により廃れていくことになる
技術発展ってすごいものである




21: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:58:37 ID:mZq
右三十度!仰角七十度!ダダダダダ!



22: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)22:58:49 ID:xar
はてさて、万国共通の戦艦の衰退についてはこんなところである
では、次に各国の戦艦の状況について語っていく




23: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:02:07 ID:xar
まず、日本についてだが……これに関しては、艦これのせいであっちのウィキの方がよっぽど詳しいし
散々やられてるのでほとんど省略することにする

ただ、当時もっともバランスが良かった船としては「大和型」が挙げられるだろう
コンパクトで燃費が良く、主砲は18inch、装甲は分厚いし、速力も早い

ただし、活躍したかはお察しである




24: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:04:46 ID:RGY
真珠湾攻撃でも大和をもってったのは、無線の性能っていわれてるしね



25: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:06:42 ID:3e3
>>13
まぁそんなことが可能なら戦争してたかどうか




26: 【4276円】 2018/01/12(金)23:08:28 ID:9vC
大和型がコンパクトで燃費が良いって言われると違和感があるけど、そうなの?



27: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:12:53 ID:xar
他にも日本の戦艦は金剛型以降は「攻撃力」と「速力」を重視する設計が多かった
実際に長門型が25ノット、扶桑型でさえ24ノット程度出ている
また、実は船としてのバランスが一番よかったのも実は日本である
(トップヘビーで一悶着あったため、昔ながらの堅実的な設計と先進的な技術を組み合わせていた)
※イギリスもバランスはいいが、あそこは色々迷走しまくっているので

なお、某漫画家の漫画は32ノットで随伴出来なきゃダメだとか言ってたが、空母の速度と一緒にしてどうするんだと愚痴を言いたくなるものだ
実際は27ノットでも十分随伴できるというのに……

閑話休題
まぁ、ある意味では一番堅実だったと言えよう
ぶっちゃけ、余り迷走してないから喋ることない……

>>26
旧式の日本戦艦とほとんど変わらないくらいの燃費
大量に燃料が搭載できるから、ちょっとだけ錯覚されてるけど
あと、あの時代に18inchを搭載するには多分あの大きさがギリギリだったと思われる
(アイオワみたいな設計だとさらに1万トンくらい増えそう)




28: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:15:58 ID:a0h
本当に要らないなら真珠湾で沈んだ戦艦わざわざ修理しないよな

>>26
主砲がデカイ割には船体が小さい
重さ考えるとめっちゃエコ




29: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:18:25 ID:xar
さて、次はアメリカである
アメリカは、意外ではあるが一番最後まで大艦巨砲主義に取りつかれていた国である
ただ、サウスカロライナ級の先進的な設計(英ドレットノート級と同時期)のような冴えも見せており
一概に技術低いとか遅れてるとかありえないんじゃね?って思う国である

だが、実はその状況はかなり散々であった……

ちなみに、どうして散々であったかというと
・金がない
・アメリカ病
・英国面譲りの迷走
この辺のせいである……




30: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:25:23 ID:xar
アメリカの二次大戦勃発前までの戦艦の代表例はペンシルバニア級、コロラド級であるが
ぶっちゃけると、機関部で問題を抱えている船ばっかりであった

というのも、アメリカの機関技術が日本よりも低かったことが原因とあげられる
(航空機エンジンは遙かに高いのに、どうしてここで失敗するのか……)
さらに、ターボ・エレクトリック方式にこだわったとしたら、信頼性が悪くレプシロまでもどしたりと
迷走具合が半端なかった……さらに金がないから駆逐艦が整備できなかったりと意外と散々であった




31: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:31:24 ID:xar
でも、スレ主はあの後期のカゴマストが大好きである。
ちなみに、一番好きな米戦艦はペンシルバニア級である

まぁ、それでも二次大戦までは何とかこぎつけて使えるようになってはいたが
その肝心の大戦時には、航空機に撃破されるという不運にもあっている
さらに、修理して対空砲ガン積みにして復帰させても、速度遅いわ、レーダー片っ端から詰みこむわ
あまり活躍できそうにないのが現状であった。
しかし、その主砲の威力は健在であり、上陸支援としてはこの上ないほど頼もしい存在であった
そう、このコロラド級までの旧式戦艦まではよかったんだ……




32: (たま) 2018/01/12(金)23:33:52 ID:oEe
太平洋戦争の頃は、金剛型が艦齢を迎えて廃艦の時期に差し掛かって退役を迫られ、大正期の長門型もいずれは退役する。、
日本は戦艦の10隻体制は維持するはずだから、旧型戦艦の代換が必要となる
おそらく、太平洋戦争が起き無かったら、昭和30年頃には、『超型』を含めて大和型戦艦が10隻体制になるとおもう。




33: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:38:14 ID:xar
次に就航したのがノースカロライナ級であるが、これを一言でいえば……
「とにかく16inch砲積んで速力出そうぜ!」みたいな戦艦であった
大分速力が遅く、高速時の異常振動も出るという船である。
装甲配置にも問題があるという噂を聞いたことがあるが、これについては確認は取れていない
さらに早くしたいのに、途中で16inchに主砲を換装したせいか、艦としてのバランスも悪かった
なんで、バランスが悪かったかは、次のサウスダコタ級がその顕著な例なので次に出すことにする




34: (たま) 2018/01/12(金)23:49:32 ID:oEe
試験艦『大和』
量産試作艦『武蔵』
量産初号艦『信濃』
弐号『紀伊』
参号『尾張』




35: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:50:53 ID:LkG
空母が後方で戦艦が先頭の陣営なら何とかなれたかも



36: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:51:07 ID:xar
次のサウスダコタ級はノースカロライナ級よりも幅広で主砲も16inch
船体構造も見直されて、速力こそ27ノットに減少したものの非常にバランスの良い艦に仕上がった
また軽量化とコンパクトな構造により、防御も対16inch用に強化された
攻 防 速 どれをとっても隙のない米戦艦としては理想的なバランスに仕上がっている
はずだった……そうはずだったのだ……

みなさんは、アメリカ海軍の悪い癖というのをご存じだろか?
彼らの悪い癖は「HAHAHA、いっぱい武装を追加乗っけた方が強いんじゃねwwww」という大雑把な理論で武装を追加する悪癖である
実際、戦艦でこの被害をもろに食らったのがノースカロライナ級とサウスダコタ級である
彼らは、航空機の重要性を垣間見て、対空砲を追加で満載にした。しかも突貫工事で
その結果、理想的だった船体のバランスが崩壊。さらに速力が安定しないなどの不具合が出てきた

この追加の兵装工事のせいかは不明であるが
一番艦のサウスダコタは太平洋戦争に参加し、戦艦同士の打ち合いという機会を得たものの
だが、ツッコんできた駆逐艦を副砲で撃とうとした瞬間に、電線がショート
停電して主砲も副砲も動かない中で、駆逐艦と旧式の巡洋戦艦に一方的にぼこられるとかいうあるまじき失態を起こしている
どちらにしろ、せっかくの理想形が彼らの悪癖でボロボロにされたのが実情であった




37: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:54:04 ID:LkG
今だと金剛型イージス巡洋艦と愛宕型イージス巡洋艦に出雲型航空機搭載対潜護衛艦が陣営を組むようなものか



38: 以下、つ速がお送りします 2018/01/12(金)23:58:45 ID:xar
さらに、資金に余裕があるとイギリスの海軍変態紳士名誉会長の置き土産を真に受けて
アラスカ級みたいな巡洋戦艦まで作り始める始末
しかも作ったら作ったで「中途半端で使えねえ」とか文句を言いだす

最終的にはアイオワ級で打ち止めになるが、このアイオワ級も無理やりな改造で湾岸戦争に引っ張り出されたりと
バランス無視した魔改造が絶えない状況である

なお、このバランス無視の魔改造は、ノースカロライナ級以降の戦艦だけでなく
ペンシルバニアなどの旧式戦艦群にさえとどまらず、アメリカ海軍の駆逐艦以上の軍艦すべてに適応されてると言っておく

結局、戦争終結と「作り過ぎた」エセックス級、インディペンデンス級、フレッチャー級のせいで彼らは「戦艦もしかして役に立たないんじゃね?」
と早々に結論を出し、カネもかかるため戦艦をキャンセルしたら、1950年代に対艦ミサイルの登場で現存戦艦も役に立たなくなったという結末を迎えている




39: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:03:14 ID:yAX
次はドイツであるが……実はドイツに関しては二言で済んでしまう戦艦史になっている

すなわち、一次大戦で負けて海軍技術が断絶!
金がないから戦艦なんぞ作れるか! 小さい戦艦作っちまえ!
ついでにちょび髭の癇癪とモルヒネデブのせいで水上艦全部終焉!

うむ、我ながら素晴らしい三行である




40: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:12:44 ID:yAX
実際、ドイツは一次大戦に皇帝の我儘で海軍力をそろえたはいいが、役に立たない上に連合国に武装放棄を命じられている

で、一次大戦まであった戦艦のノウハウがほとんどなくなってしまっており
さらに、新たに戦艦を研究することもできなかった

結果として生まれたのがポケット戦艦とビスマルク級戦艦である
彼女らは、カネもないドイツが生み出した苦心の戦艦で、戦艦同士で撃ち合う事を想定していないという、本当に戦艦なのか疑問に思う存在である
実際、ポケット戦艦は「装甲艦」「巡洋艦」と分類されている場合も多く
二次大戦以降の戦艦は「ビスマルク級」のみとなる

ただ、そのビスマルク級の設計は実は一次大戦から何も変わっていないと言われており
形だけは先進的であったが、防御思想などは、何も変わっていなかった
さらに、ドイツの致命的な弱点として、機関に「高圧缶」を使うことがあり
この高圧缶が、アメリカ製機関よりもはるかに信頼性が最悪という代物であった

レーダーなどは先進的であったものの、技術の未熟によって速攻で壊れたり、そもそも使えなかったりとか散々である
敗戦国の技術途絶は深刻なのです……
それでも、ビスマルクはよく戦ったと思います……




41: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:25:23 ID:yAX
はてさて、次はイタリア海軍である。パスタだの散々文句を言ってきたが、意外と彼らの戦艦史は深い
というのは、ド級戦艦としては初期からダンテアリギエーニなどの戦艦を作っていた。

彼らの特徴は「行動範囲が地中海に限定している」という点に尽きる
その為、外海航行能力を犠牲にして、速力、攻撃力、防御力に優れた戦艦を作っていた
工業能力は低かったので、そこまで数は作れないが、最新型のVヴェネト級は、地中海においては右に出るモノがいない戦艦に仕上がっている
また、間に合わせの旧式戦艦の改造も、隣のフランス海軍に対抗できるようにと魔改造され
近代戦艦と撃ち合えるほどのスペックに仕上がっていた。

また、最大の特徴としては、早い時期から水中防御に目をつけていたことも挙げられる
イギリス戦艦などが代表であるが、基本的に戦艦の水面下の装甲はあまり考えられてないことが多い
というのは、砲弾に関しては水に落ちればそのまま沈んでいくし、水面下を進む魚雷はそもそも戦艦までたどり着けないと考えられており
わざわざ、水面下の防御を本気で考えていた国は実はわずかであった。
その数少ない国はイタリアである。
実際、プリエーゼ式水中防御を開発。これを戦艦に装備させることで水雷被害を減らそうとしたのである
これにより、魚雷にも砲弾にも強く、30ノットも出せて、しかも砲撃能力も高い戦艦が出来た




42: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:34:15 ID:yAX
また、イタリアの砲技術は高く、戦後になっても日本でも使用されているのはイタリア製の砲である
そのため、砲撃の射程距離も長く、威力もそこそことまさに完璧な戦艦にふさわしかった。

ただし、唯一の欠点としては、地中海に行動を限定したために燃費が最悪であったこと
また、波の穏やかな地中海でしか使用できないという事であった。
とはいっても、第二次シルテ湾海戦の荒れようを見ると、特に波に弱いわけでもないと思われる

ただし、この欠点がまずかった。燃料がないイタリアにとっては致命的であり
イタリア敗北後には、燃費最悪のリットリオ級は予備艦にまわされてしまう
さらに、水中防御に関してもいろいろ問題があり、それをどうにかする間に戦艦の時代が終わってしまう
性能は良いが、活かせない国。それがイタリアだった……




43: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:37:26 ID:fFE
戦艦が時代遅れだったわけじゃないよ。
その力が必要な時に温存して温存して、温存し続けて、
どうしようもなくなってから捨て鉢に戦場に放りだしただけだよ。
つまり時代遅れというより手遅れだったわけだね。

大艦巨砲主義の一番残念だったところは、戦艦建造に拘ったことでも、
艦隊決戦を画策したことでもなく、戦艦というものを殊更重視して虎の子としすぎたことにあるのだね。




44: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:37:33 ID:yAX
えっ? イタリア戦艦の勇姿? ねーよそんなもん
タラントで撃沈されて、修理しても燃料ないから引きこもって、
休戦後に出てきたと思ったらドイツの誘導爆弾でローマが沈んだ
第二次シルテ湾海戦くらいじゃないかな……まともに戦えたの




45: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:43:54 ID:yAX
最後にみんな大好きイギリスであるが……
これを語ると多分一日くらいかかるので、省略させてもらう

少しだけ纏めると、戦艦という存在をしっかり理解して、戦艦という存在は最も効率よく運用して
そして、最後の戦艦を華々しく飾った国である

実際、最も戦艦を二次大戦で活躍させたのはイギリスである
彼らの戦艦史はググるといっぱい出てくるが、英国面に迷走したり、旧式戦艦魔改造したりとやりたい放題である
こちらに関しては、一度別の資料を買って読んでいただく事をお勧めする

日本とイタリアは戦艦を出し惜しみして、出番が無くなっていた
アメリカは空母の数を作ってゴリ押ししたため、出番が無くなった
ドイツとフランスは戦艦の活躍する余裕はなかった

そんな中で、唯一戦艦を出し惜しみせずに戦ったのがイギリス海軍である
戦艦の歴史はおそらく、イギリスから始まりイギリスで終わると言っても過言ではないだろう




46: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:52:23 ID:yAX
一部の国は省略したが、各国の戦艦はこんな状況であった

最後に
>>43の言うとおり、戦艦は別に時代遅れでもなんでもなかった
ただ、下手に戦略的価値が与えられてしまったために、ほとんどの国が出し惜しみをしていた
出し惜しみできなかった国はドイツくらいであり、彼らもまた不運に見舞われていた

しかしながら、現代において、戦艦がまた登場する可能性は存在している
というのは、駆逐艦の肥大化傾向である
大量の武装をつむにはやはり大型化が一番手っ取り早い
となると船体を大きくしていくに限るわけである

つまり、今や、砲がミサイルに変わっただけの大艦巨砲主義と化していると言っても過言ではない
現在戦略価値を保っているのは潜水艦であるが、これの対処法が確立してしまったら?
そう思うのは、私だけだろうか? 果たして、戦艦というのは時代遅れなのだろうか?
もう一度、「役立たずw」とか言う前に考えてほしいものである

ああ、ちなみに私が一番好きな戦艦はネルソン級です




47: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)00:55:47 ID:Qc8
電子戦の時代に大きい的は結局のところ不利やろ

そもそも現代は侵略戦争の時代じゃないし
仮想敵に合わせたらイージス偏重は間違ってない思うよ




48: 【992円】 2018/01/13(土)00:59:48 ID:3u0
キーロフ級みたいなのが出てくる可能性があるのかw



49: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:04:57 ID:yAX
>>47
今の技術だと船体小さい方が有利だしね
ぶっちゃけ、今の状況の最適解がイージスなのは間違ってないと思う

ただ、ガ○ダムのミ○粉みたいなデカい船体でもステルス性持つようになったら
また巨大艦のロマンが来るかもしんないし、来ないかもしんない
(まぁ、それ以前に建造競争が始まる可能性自体少ないし)
あくまで可能性よ




50: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:07:59 ID:fFE
それでも僕はミサイル艇が好きです
1号型ミサイル艇最高なんじゃ




51: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:08:48 ID:WZC
>>1
面白かった
よかったら、艦隊編成の推移を、航空機、潜水艦と移り変わりつつあった
太平洋戦争前後あたりを中心に語ってくほしい
大和の悲劇は護衛航空機が無いことに加えて、護衛艦の少なさにあったと想うので




52: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:12:18 ID:yAX
>>51
提督の決断Ⅳで空母4戦艦12を2艦隊、潜水艦16を1艦隊で攻めてた私が語るのか……




53: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:14:26 ID:fFE
提督、そうとう苦渋の決断だなそれは



54: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:14:29 ID:WZC
>>52
わろすww その編成で戦果を挙げる歴史シュミレーションゲームてどうなのさw




55: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:21:56 ID:0ch
>>54
防衛に関しての最強が潜水艦16隻の艦隊×3だぞ
戦艦や空母はもちろん、天敵のはずの駆逐艦ですら殲滅できる

無印時代に至っては「防衛時は味方艦が一隻でも残ってたら勝利」という判定だったので
理屈上は潜水艦一隻で海域防衛も可能だった
まあ、これについては実際には敵艦の索敵に引っかかることも少なくないので4隻くらいで防衛するのが定石だったし
パワーアップキットでは潜水艦は勝利判定から除外されてるが




56: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:27:17 ID:WZC
>>55
紺碧の艦隊しかしたことなかったw
こっちは潜水艦は飛行艇とか対潜航空機で完全捕捉撃沈の流れだった

実際には潜水艦4の編成で海域警護と索敵が主任務だったんじゃないっけ?w




57: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:34:15 ID:yAX
>>55
CPUバカだから、潜水艦単独で近づけると駆逐艦分離して追ってくるから、
航空機のいい的になったしなぁ
英国単独プレイの時に設計と潜水艦を縛ってえらい目に合ったの思い出すわ




58: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:37:48 ID:yAX
まぁ、艦隊編成について語ると、水雷戦隊や英国艦隊、タスクフォースの事も語らないといけなくなるから
ぶっちゃけ、専門書見てくれとしかいえねぇw
大和轟沈の原因というか、日本が航空機に弱かった理由とかもいくつか考えられるし
大雑把に語ると「なにもかもびんぼーが悪いんや。日本もアメリカも」になるからなぁ




59: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:40:38 ID:WZC
>>57
懐かしや また昔のゲーム引っ張り出したくなるじゃまいか




60: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:46:49 ID:0ch
空母潜水艦無し縛りでドイツプレイならやったことあるな
あとは縛りなしだけど坊ノ岬沖海戦シナリオの日本からスタートとか

どっちも楽しかった




61: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:46:53 ID:WZC
>>58
やっぱり難しいんだな・・・マレー沖海戦も英側が支援航空機皆無で護衛艦も足りないまま出てきたおかげで
主力艦2隻撃沈だもんで、もし護衛艦があったらとか空想してみたかったんですん
びんぼーはいかんね・・・ながかわしや




62: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:54:27 ID:yAX
マレー沖海戦
戦艦1 PoW 巡洋戦艦1 レパルス
駆逐艦4

編成以前の問題やろ、これ




63: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)01:59:01 ID:WZC
>>62
せやねん 航空機だけで戦艦沈めたんはすごいけど、インパクトはあっただろうけど
技術的にも先進性あったんだろうけど、艦隊編成なってないことは加味されてない話がほとんどでさ




64: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)09:07:02 ID:Z0y
つまりミサイルに耐える装甲を付ければワンチャンあるんやな



65: 以下、つ速がお送りします 2018/01/13(土)09:12:57 ID:5DG
戦艦を作るという風潮が当時の世界的な標準だったのは認めていいと思う
ただの風潮自体が時代遅れになっていることに誰も気づかなかった




元スレ:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1515761188/



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